【ウマ娘season2】第2話「譲れないから!」あらすじ・感想・競走馬の史実

ウマ娘 プリティーダービー

【ウマ娘プリティーダービーseason2】の第2話「譲れないから!」のあらすじと感想及び“競走馬の史実”について書いていこうと思います。

第1話「トウカイテイオー」のあらすじと感想及び“競走馬の史実”については以下の過去記事をご覧ください。

登場キャラクターについて

◆トウカイテイオー
【ウマ娘season2】の主役扱いのキャラクター。皐月賞、日本ダービーの二冠を制したウマ娘。“皇帝”シンボリルドルフに憧れている。

左)トウカイテイオー、右)スペシャルウィーク

◆スペシャルウィーク
【ウマ娘(第1期)】で主役扱いだったウマ娘。トウカイテイオーと同じチーム「スピカ」に所属している先輩ウマ娘。

◆サイレンススズカ
トウカイテイオー、スペシャルウィークの先輩。
【ウマ娘(第1期】ではレース中に大ケガをして競争を中止したが、リハビリをして現役復帰した。

◆メジロマックイーン
名家・メジロ家の令嬢。トウカイテイオーのライバル。長距離のレースを得意としている。

◆ナイスネイチャ
トウカイテイオーと同世代のウマ娘。所属するチームは「カノープス」

◆トレーナー
トウカイテイオーやスペシャルウィークらが所属するチーム「スピカ」で彼女たちをサポートをしている。

第2話「譲れないから!」のあらすじ

脚の検査を受けるトウカイテイオー。
検査の結果「骨折」と判明し、年内復帰は絶望だと診断されるが、「菊花賞に出場したい」とトレーナーに懇願する。

「トウカイテイオーの脚骨折」のニュースは大々的に報道され、世間を賑わせる。

トレーナーは『トウカイテイオー復帰バッチリプラン』を考案するが、「ドクターストップが出たら諦めろ」という条件を付ける。

大ケガそしてリハビリ経験のあるサイレンススズカは、テレビ電話で「焦らずリハビリをするように」と、トウカイテイオーにアドバイスを送る。

メジロマックイーンは、名家・メジロ家で療養できるように段取りをとるなどして、トウカイテイオーを支援する。

<前半終了>

ギプスがとれたトウカイテイオーはリハビリを開始する。

他のウマ娘たちが走っている横でリハビリを続けるトウカイテイオー。

ある日。昼食中のトウカイテイオーにナイスネイチャとイクノディクタスが声をかけ、トウカイテイオーの復帰を待ち望んでいる事を告げる。

トウカイテイオーの復帰を期待するトレーナーや他のウマ娘たち。

しかし、医者から良くない診断を受けたことと、「今の自分では全力で走れない」との考えから菊花賞への出場を諦めるトウカイテイオー。

菊花賞をスタンドで観戦するトウカイテイオー。「もし自分がこの菊花賞に出場していたら…」と考えるも、憧れのシンボリルドルフと同じ「三冠ウマ娘」になれないことに涙する。

菊花賞を勝利したのはリオナタールで、ナイスネイチャは4着に敗れた。

菊花賞観戦後のトウカイテイオーは、「無敗のウマ娘」になることを今後の目標としたのだった。

<第2話終了>

第2話「譲れないから!」の感想

【ウマ娘】の世界の競走では、体力の限界になったウマ娘は「む~り~」と言って脱落していきます。

しかし、今回の菊花賞では「『トウカイテイオーが出ていないから』とは!言わせない」「自分たちはテイオーよりも上なんだ」という強い気持ちで走り続けるウマ娘たちの勇姿がありました。そして、それを熱い気持ちで応援するトウカイテイオーに感動しました。

出走回避の判断をする最後の最後までトウカイテイオーの復帰プランを考えていたトレーナーも良かったです。

不屈の精神で気持ちの切り替えの早いトウカイテイオー。その心の強さを応援したくなります。

第1話で登場したゴールドシップの『セグウェイ』がこの回で活かされましたw

第3話も楽しみです。

放送終了後に、ウマ娘公式Twitterアカウントに掲載されたトウカイテイオー役のMachicoさんと、メジロマックイーン役の大西沙織さんのキャストコメントは以下のとおりです。

競走馬の史実「幻の三冠馬・トウカイテイオー」

この段落では競走馬トウカイテイオーについて書かれています。

今後のアニメの展開にも関連する内容もあると思いますので、ネタバレが気になる方は、ここから先の文章は読まないようにしてください

競走馬トウカイテイオーも日本ダービー直後に骨折と診断され、菊花賞への出走を回避して、翌年の復帰戦に挑むことになります。

トウカイテイオーが出走できなかった菊花賞の勝利馬はレオダーバンですが、アニメでは名前が違っていました。

レオダーバンは、トウカイテイオーが勝利した日本ダービーで2着になった競走馬でした。
そのこともあり、「トウカイテイオーが菊花賞に出場していたらどうなっていたのか…」「トウカイテイオーが出ていたら『親子2代で三冠馬』という日本競馬史に残る偉業を達成していたのでは?」と信じるファンも多かったようです。

ちなみに、「親子で三冠馬」の偉業は、2020年の三冠馬コントレイルによって達成されました。しかも、三冠馬になるまでディープインパクト&コントレイル親子は“無敗”でした。

復帰戦も勝利した“無敗の競走馬”トウカイテイオーが次に挑むレースは、菊花賞よりも距離が長いレース・天皇賞(春)となります。しかし、そこには「歴代最強ステイヤー」の異名を持つメジロマックイーンも出場するのでした。

アニメでは、トウカイテイオーは医者・注射が恐い・嫌い、という描写がありましたが、そういう噂も聞いたことがあるようなないような…

【ウマ娘】の世界では、サイレンススズカはケガから復帰したことになっていますが、実際には予後不良という最悪の状態だったため、安楽死の措置がとられました。

さらに言えば、サイレンススズカとスペシャルウィークはトウカイテイオーの先輩になっていますが、実際はトウカイテイオーの方が年上です。