ゲームブロガー&配信者と著作権

2018-10-05ゲームのおはなし

はい、どーも。
りゅうポケットです。

 

ゲームについてのブログを書いている方や、YouTubeなどでゲーム実況をしている人にとって、気をつけなければいけないルールが大きく分けて2つあります。

 

著作権と、各ゲーム制作会社が定めているルール(規約)です。

 

私もこのブログを作るにあたって、スクエア・エニックス社やカプコン社などのゲーム制作会社が定めている画像・動画使用のルールを何度も読みました。

会社ごとによってルールが異なるので、不安になることもあります。

 

今回は、著作権と各ゲーム会社が定めているルールについて、まとめてみました。

 

著作権

著作権は、知的財産権です。

権利の一種で、他者(社)に譲渡することもできます。

 

著作権を持つ人や組織は著作権者と呼ばれ、他の人や組織に干渉されることなく、その作品に関する内容を利用することができます。

 

作品を作った人や組織が著作者。作品の権利を持つ人や組織が著作権者と覚えておくとよいでしょう。

著作権者を著作権利者と呼ぶ場合もあるようです。

 

著作権を持たない人や組織は、著作権者の許諾や合意を得ないで、その作品の内容を利用することはできません。

 

著作権者の許諾や合意がないまま、勝手に作品を使うことは著作権者の財産を横取りしたことになります。

 

各ゲーム制作会社が定めるルール

ゲーム制作会社によって、画像や音楽の使用についてのルールは異なります。

ゲームの画像や音楽の使用を許諾している会社もあれば、禁止している会社もあります。

使用できる場合でも、全面的に使用できるのか、一部だけ使用できるかで異なる場合があるので、確認が必要です。

 

ドラゴンクエストⅩでいうと、各バージョンのラスボスとの戦闘やエンディング画面の使用は認められていません。

 

 

著作権侵害と親告罪

著作権法違反は親告罪です。
(2018年6月20日現在)

 

親告罪である犯罪は、被害者(著作権者)からの訴えがないと、捜査機関は刑事事件として単独で捜査や起訴をすることができません。

なので、

誰が見ても「著作権を侵害している」と分かる状態でも、被害者(著作権者)の訴えがないと、捜査機関は動くことができません。

 

 

個人は利用可能!法人は利用不可?

私たちがゲームの内容を利用したブログやゲーム実況を公表した場合、著作権的に考えると、著作権を侵害している可能性が高いです。

*いくつかの要件を満たせば、著作権者の許諾や合意がなくても利用できる場合もあります。

 

しかし、各ゲーム制作会社が定めるルールを守って利用する範囲であれば、各会社から使用許諾を得たという扱いになり、著作権の侵害状態を解消してくれることになります。

 

ただし、これが通用するのは主に個人が利用する場合です。
営利を目的とする個人や法人が利用する場合は、きちんとした利用許諾を得なければいけません。

 

法律や各会社のルールを守ろう

これからも著作権や各ゲーム制作会社の定めるルールを守りながら、ブログを書いたり、動画配信を行っていきたいと思います。

 

法律や各ゲーム制作会社が定めるルールは変わったりすることもあるので、気を付けていきたいと思います。

 

 

これからもよろしくお願いします。

「調べる」ことって、面倒だけど、大切ですよね。